政府公式および大使館サイト
現在の渡航状況
日本からルクセンブルクへの渡航について
レベル3(渡航中止勧告) : どのような目的であれ渡航の自粛を要請しています。
ルクセンブルク政府は新型コロナウイルスの防疫措置として2020年3月より入国制限を導入しました。欧州域の市民、ルクセンブルクでの滞在許可を有する方、留学やビジネス、ルクセンブルク在住の家族やパートナーを訪問することを目的とした渡航者など一部の例外を除き、原則として入国を禁止しています。入国が認められる上記の渡航者は、ルクセンブルクでの居住証明書や滞在許可証、留学やビジネスを証明する文書、家族やパートナーであることを証明する文書等の提示が求められます。
一方でルクセンブルク政府は欧州委員会の渡航制限緩和勧告を受け、同年7月より日本を含む一部の欧州域外居住者の入国を許可。しかし、日本国内の感染拡大を鑑みて2021年2月8日より日本は再び入国制限の対象国となりました。観光などを目的とした渡航は禁止となり、以下に該当する方のみ入国が認められます。
- EU・シェンゲン協定加盟国の居住権や滞在許可証を有する方
- 医療や外交、人道支援などに携わる方
- 家族や家庭の事情により必要不可欠な理由で渡航する方
- 留学を目的として渡航する方
- ビジネスを目的として渡航する方
- ルクセンブルク国内の空港で乗り継ぎをする方
上記に該当する方は入国に際して以下の対応が求められます。
- 搭乗前72時間以内に実施したPCR検査または抗原検査による陰性証明書を提示(表記は英語、仏語、独語、ルクセンブルク語いずれかに限る)
- 到着空港にて新型コロナウイルスの簡易検査を実施
- 簡易検査を拒否した場合は保健当局が指定する施設にて最大14日間にわたる自己隔離を実施
医療や外交、人道支援などに携わる方や空港内で乗り継ぎを行う方、ルクセンブルク国外での滞在が72時間未満の方は陰性証明書の提示が免除されます。ただし、それらを証明する文書等の提示が求められます。
入国可能な欧州域外の国と地域(2月8日更新)
- 韓国
- オーストラリア
- ニュージーランド
- ルワンダ
- タイ
- シンガポール
対象国から渡航する場合は住居証明書や労働許可証など、対象国での居住を証明する文書(ルクセンブルク公用語か英語翻訳を添付)の提示が求められます。
ルクセンブルクから日本への渡航について
各航空会社は需要の減少と入国時の検疫体制の強化に伴い一部運休や減便、時間変更や臨時便の措置を施行しています。日本への入国に際し、日本政府はルクセンブルクを含む欧州53の国と地域を対象に入国を制限し新型コロナウイルス検査と14日間の隔離措置を行っています。詳しくは「ヨーロッパから日本へ入国する方へ」をご確認ください。
入国に関する最新情報
一部の制限措置を緩和 スポーツ・店舗・教育機関の再開を許可 (1月11日より施行)
ルクセンブルク政府は国内の感染状況を鑑みて、制限措置を緩和すると発表。夜間外出禁止令の適用時間が短縮され、スポーツや商業施設、教育機関における対面授業が再開されます。 1月11日より施行される措置の概要は以下の通りです。
- レストランやバーなどの飲食店は引き続き営業禁止となります。
- 個人宅への訪問は同一世帯の2人まで認められます。
- 公共の場での飲酒は引き続き禁止となります。
- 商業施設は人数制限を条件に営業再開が認められます。
- 自宅で対応可能な業種は可能な限りテレワークによる勤務が推奨されます。
- 美容院など顧客と至近距離で接するサービス業は人数制限を条件に営業再開が認められます。
- 教育機関は対面での授業再開が認められます。
- 劇場や映画館は営業再開が認められます。収容人数は最大100人までとし、2メートル間隔での座席の着席とマスク着用が義務付けられます。館内での飲食は禁止となります。
- 夜間外出禁止令の適用が2時間遅れ、午後11時から翌朝6時までとなります。当該の時間帯に外出する際は、外出理由を示す文書の携行が求められます。
- フィットネス施設やダンス教室などは人数制限を条件に再開が認められます。
- 接触を伴うスポーツは2人まで認められます。
- プロアスリートなどを除き、スポーツは屋内外問わず最大10人まで認められます。実施には2メートルの社会的距離の保持が義務付けられ、マスクの着用は免除されます。
- 屋外での集団スポーツは10人ごとに20メートルの間隔を設け、グループ外との接触は禁止となります。
- プールは人数制限を条件に運営再開が認められます。長さ50メートルの場合は1レーンあたり6人まで、長さ25メートルは1レーンあたり3人までの利用となります。
- 集会は参加人数ごとに以下の規制の遵守を条件に開催が認められます。
- 4~10人の集会は、マスク着用と2メートルの社会的距離の保持が義務付けられます。
- 11~100人の集会は葬儀や公共交通機関を除き、マスク着用と2メートル間隔とする座席への着席を条件に屋内外を問わず開催が認められます。
- 100人を超える集会は、市場やデモなどを除き禁止となります。
国内の感染状況が改善していることを受け、政府は昨年10月より強化していた一部の制限を緩和しました。ロックダウンを解除し、店舗や教育機関は再開が認められています。飲食店の店内営業や公共の場での飲酒は引き続き禁止となり、不要不急の移動や他者との接触自粛を要請しています。
新型コロナウイルス法を改正 夜間外出禁止令などを強化 (12月26日より施行)
ルクセンブルク国民議会は国内の感染状況を鑑みて、新型コロナウイルス法を改正。夜間外出禁止令や店舗の営業などに関する制限措置を強化しました。 12月26日より施行される措置の概要は以下の通りです。
- 夜間外出禁止令の適用が2時間早まり、午後9時から翌朝6時までとなります。当該の時間帯に外出する際は、不可欠である理由を示す文書の携行が求められます。
- スーパーマーケットは食料品など生活必需品に限り販売が認められます。
- 必要不可欠でない小売店は、電話やオンライン注文による受け渡しや宅配サービスに限り営業が認められます。
- 美容院など顧客と至近距離で接するサービス業は一時営業禁止となります。
- 公共の場での飲酒は禁止となります。
- 図書館は学生や研究者に限り利用が認められます。
- レストランやバーなどの飲食店は一時営業禁止となります。
- 自宅で対応可能な業種は可能な限りテレワークによる勤務が推奨されます。
- 教育機関は2021年1月10日まで登校を禁止とし在宅学習が求められます。
- 保育所や学童保育は引き続き閉鎖とし、保護者は保育を目的とした休暇の取得が認められます。
- レクリエーションやスポーツ活動は2人以内に限り実施が認められます。
- スポーツを含む課外活動は禁止となります。
国内の新規感染者数は11月初旬をピークに減少していますが、12月中旬より再び増加傾向にあります。政府は新型コロナウイルス法の改正により、制限措置と違反者に対する罰則を強化。政府は市民に対し引き続き感染対策の遵守を要請しました。
制限措置を強化 商業施設や駅構内での飲食を禁止 (12月15日より施行)
新型コロナウイルスの感染拡大状況を鑑みて、ルクセンブルク政府は12月15日より商業施設の営業に関する規制を強化することを発表。ショッピングセンターや駅構内では飲食が禁止となります。
12月15日より施行される制限措置の概要は以下の通りです。
- 商業施設や駅構内、空港内では飲食禁止となります。
- 400平方メートルを超える商業エリアの利用は人数が制限されます。
- 教育機関に付帯する飲食施設やホテルのルームサービスを除き、飲食店は店内での営業が一時禁止となります。サービスはテイクアウトやドライブスルー、宅配のみ認められます。
- 通勤や健康上の緊急事態などを除き、午後11時から翌朝6時まで外出禁止となります。当該の時間帯に外出する場合は理由を示す文書の携行が求められます。
- クリスマスや大晦日も含め、個人宅への訪問は同一世帯の2人までとなります。
- フィットネス施設やプールなど屋内スポーツ施設は一時閉鎖となります。
- 屋外スポーツ施設は引き続き利用が認められます。
- 教育機関の活動や、プロアスリートおよびシニアのナショナルチームのトレーニングを除き、5人以上でのスポーツは禁止となります。
- 映画館、遊園地、カジノなどは一時閉鎖となります。
- 美術館や図書館などは引き続き運営が認められます。
- 宗教施設はマスク着用や社会的距離の保持を条件として利用が認められますが、礼拝のライブ配信など通信を利用した対応が推奨されます。
- 4~10人の集会は屋内外を問わずマスク着用と2メートル以上の社会的距離の保持が義務付けられます。
- 葬儀、市場、美術館などを除き、10~100人の集会は屋内外を問わず着席とマスク着用、2メートル以上の社会的距離の保持が義務付けられます。
- 市場やデモなどを除き、100人を超える集会は禁止となります。
政府はクリスマス期間や大晦日も例外的に規制を緩和しない方針を発表し、市民に対し引き続き慎重な行動と規制の遵守を要請しました。
部分的ロックダウンを強化 飲食店や文化施設を閉鎖 (11月26日より施行)
ルクセンブルク政府は新型コロナウイルスの感染拡大を鑑みて制限措置を強化することを発表しました。11月26日より飲食店やスポーツおよび文化施設が閉鎖となります。11月26日より施行される措置の概要は以下の通りです。
- 個人宅への訪問は同一世帯に限られ2人までとなります。
- 教育機関に併設された飲食施設や宿泊施設のルームサービスを除き、飲食店は店内営業が禁止されテイクアウトやドライブスルー、宅配サービスのみ認められます。
- 4人以上の集会は屋内外を問わずマスク着用と2メートル以上の社会的距離の保持が義務付けられます。
- 葬儀、市場、美術館などを除き、10人以上100人以下の集会は屋内外を問わず着席とマスク着用、2メートル以上の社会的距離の保持が義務付けられます。
- 市場やデモなどを除き、100人を超える集会は禁止となります。
- 映画館、遊園地、カジノなどは一時閉鎖となります。
- 美術館や図書館などは引き続き運営が認められます。
- 通勤や健康上の緊急事態などを除き、午後11時から翌朝6時まで外出禁止となります。当該の時間帯に外出する場合は理由を示す文書の携行が求められます。
- 教育機関の活動や、プロアスリートおよびシニアのナショナルチームのトレーニングを除き、4人以上でのスポーツは禁止となります。
- 屋内スポーツ施設は一時閉鎖とし、競技会などは開催禁止となります。
- 400平方メートルを超える商業エリアの利用は人数が制限されます。
- 宗教施設はマスク着用や社会的距離の保持を条件として利用が認められます。
- 公共交通機関を利用する際や公共の場では屋内外を問わずマスク着用が義務付けられます。
ルクセンブルクでは11月初旬に過去最多となる感染者が確認されましたが、以降は徐々に減少に転じています。保健当局は市民に対し、引き続き規制を遵守し感染予防に努めるよう要請しました。
夜間の外出禁止や集会に関する新たな措置を発表 (10月30日より施行)
ルクセンブルク国民議会は新型コロナウイルスの再拡大を受けて新たな制限措置を可決。夜間の外出や集会に関する制限措置を強化しました。10月30日より施行されている措置の概要は以下の通りです。
- 通勤や健康上の緊急事態などを除き、午後11時から午前6時まで外出禁止となります。当該の時間帯に外出する場合は理由を示す文書の携行が求められます。
- 個人宅への訪問は最大4人までとなります。
- 5人以上が集まる場合は、屋内外を問わずマスク着用が義務付けられます。
- 市場やデモなどを除き、100人を超える集会は禁止となります。
- 葬儀、市場、美術館などを除き、10人以上100人以下の集会は屋内外を問わず着席とマスク着用、2メートル以上の社会的距離の保持が義務付けられます。
- レストランやバーなど飲食店の営業は午後11時までとし、1テーブルあたり最大4人までの利用となります。また、店舗ごとの上限人数は100人までとなります。
- 400平方メートルを超える商業エリアの利用は人数が制限されます。
- 学校の授業やハイレベルのトレーニングなどを除き、5人以上でのスポーツは禁止となります。
政府は夜間のパトロール強化と違反者に対する罰則の厳罰化を示唆しています。衛生当局は規制の遵守と感染予防に努めるよう市民に対し呼びかけています。
隔離期間やマスク着用に関する新たな措置を発表 (9月23日より施行)
ルクセンブルク政府は9月23日に新型コロナウイルス法を改正し、隔離期間やマスク着用に関する新しい措置を発表しました。 9月23日に改定された措置の概要は以下の通りです。
- 新型コロナウイルスの陽性者に義務付ける隔離期間は14日間から10日間に短縮されます。
- 陽性者と濃厚接触した場合は最後の接触から6日目に新型コロナウイルス検査を受け、かつ7日間の自己隔離が義務付けられます。
- マスク着用が義務付けられる場所で、マスクの代用として顔を覆うフェイスシールド等を使用することは認められません。
政府は引き続き規制を遵守し感染防止に努めるよう市民に対し要請しています。検疫要件や制限措置の内容等は感染状況や分析結果により予告なく改定される可能性があります。施行中の規制については政府のホームページにて最新情報をご確認ください。
国内における制限措置とマスク着用義務を強化 (7月25日より施行)
ルクセンブルク政府は集会に関する制限やマスク着用義務などを強化する方針を発表しました。
7月25日より施行される主な制限措置は以下の通りです。
- 私的な集会は屋内外を問わず、人数制限と2メートル以上の座席間距離を条件として開催が認められます。2メートル以上の座席間距離が困難な場合はマスク着用が義務付けられます。
- 飲食店は人数を制限し、着席でのサービスに限り食事の提供が認められます。1.5メートル以上の座席間距離の確保やパーテーションの設置が求められ、離席時にはマスク着用が義務付けられます。
- 公共交通機関を利用する際や屋内施設ではマスク着用が義務付けられます。
ルクセンブルク国内で新規感染者数が増加している状況を受け、政府は違反者に対する罰則を強化し感染拡大抑止のために強い姿勢を取ると強調。規制の強化に理解を求めるとともに、市民に対し一層慎重な対応を求めました。
ルクセンブルク国内における制限措置について (6月30日更新)
ルクセンブルク政府は3月より発令していた非常事態宣言を6月24日に解除することを発表。新たな規制を導入しました。6月にルクセンブルクで実施された主な制限措置は以下の通りです。
6月24日より実施
- 知人を自宅へ招待するなど個人的な集会は人数制限などが撤廃され引き続き認められます。
- 公共交通機関を利用する際や商業施設、飲食店などではマスクを着用する必要があります。
- ナイトクラブなどの夜間遊興施設は引き続き営業禁止となります。
- レストランなどの飲食店では、テーブルごとの人数制限などの遵守を条件に引き続き営業が認められます。
- 20人を超える公共イベントでは参加者の着席と座席間の保持、もしくはマスク着用を条件として開催が認められます。
6月10日より実施
- 屋内外の20人までの集会では社会的距離保持とマスク着用の義務が撤廃されます。
- 屋内外の20人を超える集会は、座席指定と2メートルの座席間の保持、もしくはマスク着用を条件として引き続き開催が認められます。
- レストランやカフェなどの飲食店ではテーブルごとの人数制限を緩和し引き続き営業が認められます。
政府は日常生活への復帰に向けた施策を進める一方、引き続き手洗いや公共の場での社会的距離の保持など感染予防に努めるよう市民に対し要請しています。
ルクセンブルク国内における制限措置について
ルクセンブルク政府は新型コロナウイルス対策として3月より制限措置を導入しています。4月下旬には感染状況の落ち着きを受けて制限措置の一部を緩和。経済活動を順次再開する意向を発表しました。3月から5月にかけてルクセンブルクで導入された主な制限措置は以下の通りです。
5月29日より実施
- 飲食店はテーブル間の距離や人数制限などを条件として店内席での営業が認められます。
- フィットネス施設、映画館、プールは予防措置の実施を条件として再開が認められます。
5月27日より実施
- 飲食店はテーブル間の距離や人数制限などを条件としてテラス席に限り営業再開が認められます。
5月11日より実施
- 規制緩和措置を第2段階に移行。ほぼすべての店舗やサービス業、美術館などの文化施設は条件つきで再開が認められます。
4月20日より実施
- 規制緩和の第1段階を開始することを発表。建設工事が再開され、ガーデンセンターや金物店など一部店舗の再開が認められます。
- 公共交通機関、店舗、銀行、市場などでのマスク着用が義務化。それ以外の場所でも社会的距離の保持ができない場合はマスク着用が義務付けられます。
3月18日発令
- 緊急事態宣言を発令。外出制限を導入するとともに、食料品店や薬局以外の店舗およびサービス業の営業を禁止する措置を施行しました。
ルクセンブルク政府は規制緩和後も対人との社会的距離を2メートル以上保持することを推奨しています。公共交通機関や店舗内、市場など社会的距離の保持が難しい場所ではマスク着用を義務付けています。