政府公式および大使館サイト
現在の渡航状況
日本からリヒテンシュタインへの渡航について
レベル3(渡航中止勧告) : どのような目的であれ渡航の自粛を要請しています。
リヒテンシュタイン政府は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2020年3月よりスイス以外から訪れる外国籍渡航者の入国を禁止しました。政府は段階的に入国制限を緩和し同年6月に欧州諸国に対し入国制限を解除。翌7月より日本を含む欧州域外の一部の国からの入国を認めました。その後、急速な感染拡大を鑑みて2021年2月8日に日本を往来対象国より除外。日本からの入国は再び制限され、観光等を目的とした渡航は禁止となっています。
現在、日本からの入国が認められる主な方は以下の通りです。
- リヒテンシュタインを含むシェンゲン協定加盟国市民およびビザや滞在許可証を有する方
- EU・EFTA加盟国と往来する資格を有する方
- ビジネスを目的として入国する方(定められた条件を満たす必要があります)
上記に該当する方は入国後10日間の自己隔離と保健局への報告が義務付けられます。
リヒテンシュタインへの入国はスイスやオーストリアからの陸路となるため、スイスおよびオーストリアの入国要件もご確認ください。
入国可能な欧州域外の国と地域(2月8日更新)
- 韓国
- オーストラリア
- ニュージーランド
- ルワンダ
- タイ
- シンガポール
入国が認められる対象国は当該国の感染状況により定期的に更新されますので、リヒテンシュタインへの渡航を検討している方は渡航前にリヒテンシュタイン政府のウェブサイトより最新情報をご確認ください。
リヒテンシュタインから日本への渡航について
日本への入国に際して日本政府はリヒテンシュタインを含む欧州53の国と地域を対象として入国制限に関する措置を実施しています。詳しくは「ヨーロッパから日本へ入国する方へ」をご確認ください。
入国に関する最新情報
飲食店やイベントに関する制限措置を緩和 レストランやバーが営業再開 (11月30日より施行)
新型コロナウイルスの感染状況を鑑みて、リヒテンシュタイン政府は飲食店の閉鎖措置を解除し11月30日より営業再開を認めることを発表しました。11月30日より施行される措置の概要は以下の通りです。
- 飲食店は営業時間(午前6時~午後11時)と人数制限(1テーブルあたり最大6人まで)、1.5メートル以上のグループ間の確保を条件として再開が認められます。なお、食事は着席時のみとなります。
- ディスコやダンスホールなどのダンス施設は引き続き閉鎖とし、ダンスイベントの開催も禁止となります。
- 私的なイベントの参加人数は最大10人までとなります。
- 10人を超える私的イベントは、飲食禁止とマスク着用、1.5メートルの社会的距離の保持を条件として開催が認められます。
政府は国内における感染状況について、新規感染者数は減少に転じている一方で医療現場は引き続きひっ迫した状況にあると指摘。規制緩和による感染の再拡大を回避するため、保健当局は市民に対し衛生措置を遵守し感染予防に努めるよう要請しています。
飲食店の閉鎖とイベントの開催制限について (11月20日配信)
新型コロナウイルスの感染拡大状況を鑑みて、リヒテンシュタイン政府は飲食店やイベントに関する規制を強化しています。10月24日以降に講じられた制限措置の概要は以下の通りです。
10月24日より実施
- 学生食堂や社員食堂、宿泊客向けのホテル内施設を除き、飲食店は一時閉鎖となります。持ち帰り販売や配達サービスのみ引き続き営業が認められます。
- ディスコやクラブなどのダンス施設は営業禁止となります。
- 屋内外を問わず、イベントでの飲食は禁止となります。
- 自宅などで開催されるイベントでは社会的距離の保持が困難な場合にマスク着用が求められます。
11月4日より実施
- 私的なイベントの参加人数は最大10人までとなります。
- 10人を超える私的イベントは、飲食禁止とマスク着用、1.5メートルの社会的距離の保持を条件として開催が認められます。
- 同一世帯内で感染が確認された場合、義務教育課程修了前の児童も自己隔離措置の対象となります。
衛生当局は感染経路の多くが家族や友人間で確認されているケースや、子どもの感染の多くが家庭内で発生していることを指摘。自宅など私的空間においても衛生措置を徹底するよう要請しています。
マスク着用義務の強化とイベント開催に関する新たな制限措置を発表 (10月22日配信)
リヒテンシュタイン政府はマスク着用義務の範囲を拡大し、イベントの開催に関する新たな制限措置を導入することを発表しました。10月19日以降に講じられる措置の概要は以下の通りです。
10月21日より実施
- 飲食店での着席時を除き、公共交通機関内や商業施設、スポーツ施設など公共の屋内エリアでは1.5メートルの社会的距離の保持が困難な場合にマスク着用が義務付けられます。
10月19日より実施
- 公的イベントは衝立などの感染防止措置またはマスク着用義務を遵守することで1.5メートルの社会的距離の保持が困難な場合であっても開催が認められます。
- 感染防止措置を講じていない私的イベントの参加人数は最大30人までとなります。
- 飲食店の1テーブルあたりの利用人数は最大6人までとなります。食事は着席でのサービスに限り認められ、立食形式でのアペリティフは禁止となります。
欧州全域で新型コロナウイルスの感染が拡大している状況を鑑みて、リヒテンシュタイン政府は国内での感染拡大に警戒を強めています。市民に対し基本的な衛生措置の徹底を要請するとともに慎重な行動を呼びかけました。
公共交通機関におけるマスク着用義務を強化 (7月6日より施行)
リヒテンシュタイン政府は7月6日より公共交通機関でのマスク着用義務を強化することを発表しました。リヒテンシュタインでは公共交通機関において社会的距離の確保が困難な場合に限りマスク着用を義務付けていましたが、違反者が増加したことを受け措置の強化を決定。7月6日より公共交通機関利用時は常にマスク着用が義務付けられました。行動制限などの緩和を進める一方、政府は市民に対し引き続き感染予防に努めるよう要請しています。
リヒテンシュタイン国内における制限措置について
リヒテンシュタイン政府は新型コロナウイルスの防疫を目的として、3月16日より店舗の閉鎖や集会の禁止など制限措置を導入しました。状況の改善などを鑑み、5月より段階的に制限を緩和しています。
現在リヒテンシュタイン国内で施行されている主な緩和措置は以下の通りです。
6月6日より実施
- イベントや集会は人数制限などの遵守を条件として開催が認められます。
- スポーツ活動は人数制限などの条件が撤廃され、通常通りの開催が認められます。使用が禁止されていた更衣室やシャワールームの使用も許可されます。
- 山岳鉄道やキャンプ場は予防措置の遵守を条件として再開が認められます。
- 映画館、コンサートホール、劇場、カジノなどの娯楽施設は予防措置の遵守を条件として再開が認められます。
- 屋内外のプールやスパなどの施設は予防措置の遵守を条件として再開が認められます。
- レストランやバーなどの飲食店は、2メートル以上の社会的距離の保持などを条件として再開が認められます。
5月18日より実施
- 公共交通機関を利用する際はマスクの着用が義務付けられます。
5月15日より実施
- ケータリング業は予防措置の遵守を条件として再開が認められます。
- 美術館、博物館、図書館などは社会的距離の保持などの予防措置の遵守を条件として再開が認められます。
- スポーツ施設やフィットネス施設などは対人との接触を伴わないことを前提とし、社会的距離の保持などの予防措置を講じたうえで再開が認められます。
- 美容院やマッサージなどは予防措置の遵守を条件として再開が認められます。
- すべての店舗、市場などは予防措置の遵守を条件として再開が認められます。
政府は規制緩和を進める一方で社会的距離の保持や公共の場におけるマスク着用義務の継続を決定。市民や渡航者に対し、感染予防措置への理解と協力を求めています。