
更新日 : 2023/07/18

更新日 : 2023/07/18

更新日 : 2023/05/12
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ノルウェー政府は新型コロナウイルス感染拡大防止のため2020年3月16日より外国籍渡航者の入国を禁止する措置を導入しました。入国制限は新型コロナウイルスワクチンの普及や変異ウイルスの発生に伴い緩和と強化を繰り返しましたが、2021年11月よりワクチン接種を条件とする新たな入国制限を施行。2022年1月26日には有効なワクチン接種証明書の提示が可能な渡航者を対象に、自己隔離措置を撤廃しました。さらに、同年2月12日を以ってマスク着用義務など新型コロナウイルスに関する措置の大半を撤廃。入国時の旅行登録や陰性証明書の提示など、新型コロナウイルスの防疫を目的とした検疫措置は不要となっています。
渡航に関する最新情報は「ノルウェー渡航のETIAS(エティアス)申請と入国制限・規制緩和に関する最新情報」をご確認ください。
日本国籍の方が90日以内の観光や商用を目的にノルウェーを訪れる際、ビザを取得せずに入国が認められます。ただし、2024年より導入が予定されている渡航認証制度ETIAS(エティアス)施行後は、事前に渡航認証の申請が必須となります。ETIAS(エティアス)はノルウェーを含むシェンゲン協定加盟国へ渡航する際に年齢を問わず必要となる渡航認証です。シェンゲン協定加盟国への渡航を予定している方は、有効なパスポートとクレジットカードを用意し必ず申請手続きを行いましょう。申請には個人情報、パスポート情報、渡航情報などの入力が求められます。
なお、ノルウェーで留学やワーキングホリデー、就労などを目的に90日以上滞在する際は、ビザではなく滞在許可を取得する必要があります。このページでは滞在許可の必要書類、申請方法、申請場所について解説します。
日本国籍の方がノルウェーに90日以上滞在する場合、ビザではなく滞在許可の取得が必須となります。ワーキングホリデーや留学、就労、家族との同居などを目的に長期滞在を希望する方は、渡航前に滞在許可の申請手続きをお願いします。オンラインで申請後、ビザ申請センターにて必要書類の提出と生体認証の登録が必要となります。
EU加盟国、欧州経済領域(EEA)以外の国籍の方を対象とした主な滞在許可は以下の通りです。
大学、専門学校、高等学校、フォルケホイスコーレ(成人教育機関)などへの留学が対象となります。
主に以下の方を対象に滞在許可が発行されます。なお、ワーキングホリデーは交換プログラムに該当します。
一般的にはノルウェー在住者の配偶者またはパートナー、18歳未満の子どもが対象となりますが、18歳以上の子ども、親、婚約者、兄弟なども申請が可能です。
滞在許可はオンラインで申請後、ビザ申請センターにて申請書類の提出、生体認証の登録が必要となります。このページでは留学、就労、家族との同居、ワーキングホリデーの申請方法について解説します。下記以外の滞在許可の申請方法については入国管理局のページをご確認ください。
オンラインでの記入となります。
原本と使用済みページのコピーをご用意ください。
オンライン申請完了後にメールで送付される添付ファイルを印刷してください。
パスポートサイズで白背景の証明写真をご用意ください。
留学先からの入学許可書をご用意ください。
賃貸の場合は家の所有者、管理者、住宅共同組合の承認を得た賃貸契約書をご用意ください。教育機関の寮に滞在する方は、入学許可書に寮についての記載がある場合に限り提出不要となります。
滞在費として年間126,357ノルウェークローネ(日本円で約167万円)以上の所持が求められます。同等額の資金を所持しているか、所持金と現地でのアルバイトの賃金で条件を満たすことを証明する必要があります。州教育ローン基金(Lanekassen)からの支援表明または他の助成金を受けていることを示す書類、ノルウェーでのパートタイム労働に関する労働契約書、銀行取引明細書などをご用意ください。
学費の支払いが可能なことを証明する必要があります。学校が発行した授業料の領収書、国家教育ローン基金からの支援表明書または他の種類の助成金を受けていることを示す書類、ノルウェーでのパートタイム労働に関する労働契約書、銀行取引明細書などをご用意ください。
入国管理局(UDI)のページにある必要書類のチェックリストを印刷してください。日付の記入と自筆の署名が必須となります。
留学先により追加書類の提出を求められる場合があります。また、18歳未満は保護者による同意書や出生証明書などが必要となります。詳細は入国管理局のページをご確認ください。
オンラインでの記入となります。
原本と使用済みページのコピーをご用意ください。
オンライン申請完了後にメールで送付される添付ファイルを印刷してください。
パスポートサイズで白背景の証明写真をご用意ください。
賃貸の場合は家の所有者、管理者、住宅共同組合の承認を得た賃貸契約書をご用意ください。
入国管理局(UDI)のページにある必要書類のチェックリストを印刷してください。日付の記入と自筆の署名が必須となります。
上記に加え、雇用形態や職種により雇用契約書、学歴証明書、職務経歴書、履歴書などが必要となります。詳しくは入国管理局のページをご確認ください。
オンラインでの記入となります。
原本と使用済みページのコピーをご用意ください。
オンライン申請完了後にメールで送付される添付ファイルを印刷してください。
ノルウェーに在住する家族との関係を証明するため、戸籍謄本などが必要となります。
上記の他、ノルウェーに住む家族が保持している滞在許可証や就労状況などにより追加の書類が必要となります。詳細は入国管理局のページをご確認ください。
ノルウェー語または英語以外で発行された書類を提出する場合は、認定翻訳者による翻訳文の添付が必要となります。
日本とノルウェーのワーキングホリデープログラムは2013年に導入されました。満18~30歳が対象となり、主に休暇や国際交流を目的として最長1年間の滞在が認められます。ノルウェーではワーキングホリデーでの滞在許可が「Work immigration(就労のための滞在許可)」に分類されています。滞在費の補填を目的とした付帯的な就労が認められますが、同じ雇用主の下で6か月以上働くことは禁止されています。また、語学学校などに通う場合は3か月以内とすることが求められます。
オンラインでの記入となります。
原本と使用済みページのコピーをご用意ください。
オンライン申請完了後にメールで送付される添付ファイルを印刷してください。
パスポートサイズで白背景の証明写真を2枚ご用意ください。
少なくとも3か月分の滞在費として33,687ノルウェークローネ(日本円でおよそ44万円)を所持していることを証明する必要があります。銀行口座の残高証明書などをご用意ください。
全滞在期間に適用する医療保険の加入証明書が必要となります。
滞在先を確保していることを証明する必要があります。ホテルの予約確認書などをご用意ください。
滞在中に入院が必要となる病気の兆候がないことを証明する必要があります。
入国管理局のページにある必要書類のチェックリストを印刷してください。日付の記入と自筆の署名が必須となります。
ノルウェー語または英語以外で発行された書類を提出する場合は、認定翻訳者による翻訳文の添付が必要となります。
必要となる滞在許可の種類と必要書類、申請所要時間を入国管理局(UDI)のウェブサイトよりご確認ください。
必要書類を揃えたら入国管理局のオンライン申請サイト「Application Portal」にてオンライン申請書を記入し、申請料をお支払いください。オンライン申請が完了した後、確認メールが届きます。メールに添付されているカバーレターは申請者が申請フォームに記入し、手数料の決済を完了したことを証明するものです。ビザ申請センターへの提出が必要となりますので、大切に保管してください。
ノルウェービザ申請センターにて必要書類の提出と生体認証の登録が必要となります。生体認証の登録は顔写真撮影と指紋採取が行われます。予約制となりますので、必ずビザ申請センターの予約ページより手続きをお願いします。
なお、審査の進捗状況はオンラインで確認することが可能です。
郵便番号 | 〒105-0014 |
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所在地 | 東京都港区芝1-4-3 SANKI 芝金杉橋ビル4F |
電話番号 | 050-5433-7978 |
メールアドレス | Info.norjp@vfshelpline.com |
公式サイト | https://visa.vfsglobal.com/jpn/en/nor |
審査が完了した後、確認メールが届きます。パスポートはビザ申請センター窓口または郵送にて受け取ってください。
ビザ申請センター窓口で受け取る場合は、身分証明書とビザ申請センターが発行した領収書が必要となります。
パスポート受領後は記載されている以下の情報を必ず確認し、誤りがある場合はノルウェー大使館またはビザ申請センターへご連絡ください。
ノルウェー入国後1週間以内に在留カード(Oppholdskort/Residence Card)の申請手続きを行う必要があります。
在留カードに関する詳細は入国管理局のページをご確認ください。
ノルウェーへ渡航する際は以下の準備をお願いします。入国カードは不要となります。
ノルウェーを含むシェンゲン協定加盟国を出国する予定日から90日以上の有効期間があることをご確認ください。
トラブルなどで滞在期間が延期となる事態に備え、有効期間が1年未満の場合はパスポートの更新を強く推奨します。
現在、有効なパスポートを所持している日本国籍の方が90日以内の観光や出張などを目的にノルウェーへ渡航する場合は、ビザの取得が免除されます。ただし、2024年より導入が予定されている事前渡航認証ETIAS(エティアス)の施行後は、渡航前にETIAS(エティアス)の取得が必須となります。ETIAS(エティアス)を利用して渡航する際は一度の渡航につき最大90日間の滞在が認められ、3年間有効となります。ノルウェーを含むシェンゲン域内で90日以上の滞在を希望する場合は、ETIAS(エティアス)ではなく居住許可の申請が必須となります。また、就労を目的として渡航する方は90日以内の滞在であってもETIAS(エティアス)申請の対象外となります。現地での就労を希望する方は労働許可と居住許可の申請をお願いします。詳しくは駐日ノルウェー大使館のビザページをご確認ください。
上記に加え、新型コロナウイルス感染拡大防止を目的として追加の書類提示が求められる場合があります。渡航の際は「ノルウェー渡航のETIAS(エティアス)申請と入国制限・規制緩和に関する最新情報」にて最新情報をご確認ください。
ノルウェー到着後の手続きは以下の手順となります。各手続きは時間がかかる場合がありますのでご注意ください。
現在、日本からノルウェーへの直行便は未就航のため、渡航する際は他国で乗り継ぎを行う必要があります。シェンゲン域外の国で乗り継ぐ方はノルウェーで入国審査が行われます。入国審査カウンターはEU国籍の方とEU国籍以外の方で分かれており、日本国籍の方は「Non EU Nationals」と表示されたカウンターでの手続きとなります。入国審査官へパスポートや復路航空券の控え等を提示し審査を受けてください。シェンゲン域内の国で乗り継ぐ方は最初に到着したシェンゲン国で入国審査が行われ、ノルウェーでの入国審査が免除となります。日本からノルウェーへ渡航する際は、乗り継ぎを行う国の入国要件も併せてご確認ください。
搭乗前に荷物を預けた方は荷物の受け取り所の案内板を確認し、利用した航空機の便名が表示されたターンテーブルで待機してください。ベルトコンベアから流れてくる荷物をピックアップする際は必ずタグとの照合をお願いします。預けた荷物の破損や紛失など不備が確認された場合は、空港の係員にタグを提示し対応を求めてください。
税関は自己申告制となっており、申告が必要な方と不要な方で通路が分かれています。申告が不要の方は緑色の通路へ進み出口へ向かってください。申告が必要な方は赤色の通路へ進み手続きを行ってください。なお、緑色の通路へ進んだ場合も持ち込み品の確認が行われることがあります。申告漏れが確認された場合は厳しく処罰されますので、申告が必要かどうか不明な場合は赤色の通路へ進み審査を受けてください。
18歳未満の方が両親を伴わずにノルウェーへ渡航する際は、同行しない親権者が渡航に同意していることを証明する渡航同意書の携行が必要となります。渡航同意書は未成年者に対する国外への不当な連れ去りを未然に防ぐことを目的とし、提示できない場合は出入国時に説明を求められる場合があります。未成年者がノルウェーへ渡航する際は、不要なトラブルを避けるために渡航同意書の携行を推奨します。渡航同意書のほか、署名確認のため親権者が所有するパスポートのコピーもご用意ください。
渡航同意書は自由書式とし、以下の記載が必須となります。英語またはノルウェー語にて以下の情報と渡航に同意する旨を記載し、自筆による署名をお願いします。
渡航同意書に公的機関による認証は不要とされていますが、希望される方は公証役場にて認証を受けることが可能です。手続きの際は作成した渡航同意書と身分証明書の持参をお願いします。
手順1. 上記の作成方法やテンプレートなどを参考に渡航同意書を作成する。その際、親権者の署名欄は未記入とする。
手順2. 公証役場へ赴き、公証人の前で親権者が署名し認証を受ける。
認証手続きには時間がかかる場合がありますので、日にちに余裕を持って準備するようお願いします。
詳しくは近隣の公証役場へお問い合わせください。
郵便番号 | 〒106-0047 |
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所在地 | 東京都港区南麻布5-12-2 |
電話番号 | 03-6408-8100 |
開館日 | 月曜日~金曜日 |
開館時間 | 9:00~12:30、13:30~17:00 |
閉館日 | 土曜・日曜・祝日 |
2022年度の休館日 | 3月21日(月) 4月15日(金) 4月18日(月) 4月29日(金) 5月3日(火) 5月17日(火) 9月19日(月) 9月23日(金) 10月10日(月) 12月26日(月) |
公式サイト | https://www.norway.no/ja/japan/ |
所在地 | Haakon VIIs gate 9, 0161 Oslo |
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電話番号 | (+47) 22-01-29-00 |
開館日 | 月曜日~金曜日 |
開館時間 | 9:00~12:30、13:30~16:00 |
閉館日 | 土曜・日曜・祝日 |
2022年度の休館日 | 1月3日(月)年始休暇 1月10日(月)成人の日 3月21日(月)春分の日 4月14日(木)洗足木曜日 4月15日(金)聖金曜日 4月18日(月)イースターマンデー 5月17日(火)ノルウェー憲法記念日 5月26日(木)昇天祭 6月6日(月)ウィットマンデー 7月18日(月)海の日 8月11日(木)山の日 9月19日(月)敬老の日 10月10日(月)スポ-ツの日 11月3日(木)文化の日 11月23日(水)勤労感謝の日 12月26日(月)ボクシングデ- 12月29日(木)年末休暇 12月30日(金)年末休暇 |
公式サイト | https://www.no.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html |
ノルウェー渡航に必要となるETIAS(エティアス)は、2024年の導入が予定されています。ETIAS(エティアス)導入後はノルウェーを含むシェンゲン協定加盟国のほか、サンマリノ、モナコ、バチカン、アンドラへ渡航する際も申請が必要です。国境検査撤廃制度の対象外となるイギリスとアイルランドへの渡航については申請を行う必要はありません。なお、ETIAS(エティアス)申請の対象国は、シェンゲン協定加盟国の追加に伴い変更となる場合があります。現時点でキプロス、ブルガリア、ルーマニアの加盟が予定されており、当該国へ渡航する際も申請が必要となる見込みです。
ETIAS(エティアス)の有効期間は取得日より3年間となり、期間内であれば何度でも対象国へ渡航が認められます。ただし、3年以内にパスポートの有効期限が失効となる場合は、パスポートの有効期限日を以てETIAS(エティアス)も失効となりますのでご注意ください。
日本からの渡航者は、滞在期間が90日以内の場合に限りビザを取得する必要はありません。
ノルウェーでは新型コロナウイルスの感染防止対策として講じていた入国制限の大半を2022年2月に撤廃しました。 スバールバル諸島を含め、ノルウェー入国時における新型コロナウイルス関連の書類提示は不要です。詳しくはノルウェー渡航のETIAS(エティアス)申請と入国制限・規制緩和に関する最新情報をご確認ください。
日本国籍の方がノルウェーで90日以上滞在する場合、ビザではなく滞在許可証の取得が必要です。 留学や就労など目的に合わせた滞在許可証の取得が必須となりますので、詳細は入国管理局(UDI)のウェブサイトをご確認ください。
なお、日本国籍の方は「ビザ免除協定」が適用され、滞在期間が90日以内の場合に限り滞在許可証の取得は不要です。ただし、同協定による滞在期間は「あらゆる入国日より180日の期間内で最大90日まで」と定められています。ノルウェーに90日滞在した場合、帰国後3か月(90日)以上経過していない方は再入国が認められませんのでご注意ください。
ノルウェーを含むシェンゲン協定加盟国は、2024年より電子渡航認証ETIAS(エティアス)の導入を予定しています。導入後は90日以内の滞在でも渡航前にETIAS(エティアス)の申請が必要です。
ノルウェーを含むシェンゲン協定加盟国は、日本と「ビザ免除協定」を締結しています。同協定により、日本国籍の方は以下の対象国へ渡航する場合、ビザを取得せずに最大90日の滞在が認められます。
ノルウェーに90日以上滞在する際に必要となる滞在許可証は、入国管理局のオンラインサイトより申請が可能です。申請後は東京にあるノルウェービザ申請センターにて必要書類の提出と生体認証の登録が求められます。必要書類は申請内容により異なります。詳細は「ノルウェー渡航のためのビザ(滞在許可)申請方法」をご確認ください。
なお、滞在許可証を取得した方はノルウェー入国後1週間以内に在留カード(Oppholdskort/Residence Card)の申請手続きが必須となります。在留カードの申請に関する詳細は入国管理局のオンラインサイトをご確認ください。
滞在許可証の所得は以下のノルウェービザ申請センターにて手続きが行えます。
ビザ申請センターへ訪問する際は、事前に入国管理局のオンラインサイト「Application Portal」にて申請を済ませたうえで来館予約を行う必要があります。来館予約は専用の予約ページよりお申込みください。
更新日 : 2023/05/15