ベルギーのビザ申請方法

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ベルギーのビザ申請方法

ベルギーのビザ申請方法

ベルギー渡航に関する最新情報

ベルギー政府は新型コロナウイルスの感染拡大防止対策として、2020年3月より入国制限措置を導入。EU諸国市民、英国市民、シェンゲン域内国の市民、ベルギーに居住する外国籍の方、トランジットを行う渡航者、必要不可欠な理由がある渡航者以外の入国を禁止しました。その後、入国制限は感染状況や変異ウイルスの発生に伴い緩和と強化を繰り返しましたが、感染状況の落ち着きを鑑みて2022年5月23日に全て撤廃されました。現在、日本など欧州域外の国からの渡航者は、新型コロナウイルスのワクチン接種証明書や回復証明書の提示をせずに入国が認められます。
渡航に関する最新情報は「ベルギー渡航のETIAS(エティアス)申請と入国制限・規制緩和に関する最新情報」をご確認ください。

ETIAS(エティアス)を利用してのベルギー渡航

査証免除協定により、日本国籍の方がベルギーへ観光、訪問、商用、留学などを目的として渡航する際は、ビザを取得せずに最長90日間の滞在が認められています。ただし、ベルギーを含むシェンゲン協定加盟国への渡航に際し、2025年から事前渡航認証制度“ETIAS(エティアス)”の導入が予定されています。導入後はシェンゲン協定加盟国へ90日以内の観光や商用などを目的として渡航する際に、ETIAS(エティアス)の取得が必須となります。手続きは全てオンラインで完結し、個人情報やパスポート情報等の入力が必要となります。期限が有効なパスポートと申請料支払いのためのクレジットカードを用意し、渡航前に必ず申請を済ませましょう。なお、ベルギーに留学や就労などを目的として91日以上滞在する場合は長期滞在ビザ(タイプD)の取得が必要となります。このページではベルギーに長期滞在する際のビザ申請方法や必要書類等について紹介します。

ベルギー渡航におけるビザの種類

長期就労ビザ就労を目的として91日以上滞在するためのビザ。 ベルギーに所在する企業に就労される方(被雇用者)、独立して事業を行う方、ベルギーの研究機関と契約を結んでいる研究者などが対象となります。
長期留学ビザ留学を目的として91日以上滞在するためのビザ。 大学や大学院等の高等教育機関への留学、交換留学、バレエ留学などが対象となります。
家族同行ビザ長期就労ビザ所有者に同行する家族のためのビザ
配偶者ビザベルギー市民の配偶者と同居するためのビザ

ベルギーで留学や就労などを目的として91日以上の滞在を希望する方は、渡航前に長期滞在ビザ(タイプD)の取得が必須となります。長期滞在ビザ(タイプD)は大きく分けて長期就労ビザ、長期留学ビザ、家族同行ビザ、配偶者ビザの4つとなります。

ベルギーのワーキングホリデービザについて

ワーキングホリデープログラムは二つの国・地域間の協定に基づいて実施されている制度です。日本はフランスやドイツをはじめ29か国・地域とワーキングホリデー協定を結んでいますが、ベルギーは含まれていません。ただし、両政府間では制度開始に向けて交渉を進めていると公表しています。(2024年時点)

ベルギー渡航のためのビザ申請方法

長期滞在ビザ(タイプD)共通書類

申請用紙 2枚(オンラインビザ申請書に記入)

証明写真 3枚(パスポートサイズ)

ICAO規格に準拠した証明写真に限られます。裏面に氏名を記入してください。

パスポート(原本とコピー2部)

申請したビザの有効期限+3 か月以上の残存期間と、見開きで3ページ以上のVISAS(査証)欄の余白が必要となります。

ビザ申請運営手数料の支払い証明書(18歳以上)

長期滞在ビザ(タイプD)の申請者はビザ申請運営手数料を支払う必要があります。支払い方法は指定銀行への振り込みとなります。詳しくはベルギー入国管理局のページをご確認ください。

無犯罪証明書(18歳以上)

ビザ申請日より6か月以内に発行された過去1年間の無犯罪証明書が必要となります。アポスティーユ証明を取得し、未開封のままご提出ください。

健康診断書(原本とコピー2部)

ビザ申請日より6か月以内に発行された健康診断書(英文)が必要となります。

健康診断書の提出について

ベルギーでは長期滞在ビザの申請に際し、ビザ申請日より6か月以内に発行された健康診断書(英文)が必要となります。駐日ベルギー大使館が指定する医療機関・医師により作成された健康診断書の提出が推奨されています。指定外の医療機関で発行された健康診断書には、アポスティーユ証明が必要となります。ベルギー入国管理局のページよりフォーマットのダウンロードが可能です。

長期就労ビザの申請書類

上記の共通書類に加え、被雇用者はシングル・パーミット、独立して事業を行う方はプロフェッショナルカード申請書、研究者は研究機関との契約書などが必要となります。詳しくは駐日ベルギー大使館へお問い合わせください。

シングル・パーミットとは

ベルギーに所在する企業に就労する駐在員などの被雇用者は、就労許可証と滞在許可証を併せた“シングル・パーミット”を事前に取得する必要があります。シングル・パーミットの申請は雇用主を通じて行われます。ビザ申請の際はシングル・パーミットの原本をご用意ください。

プロフェッショナルカードとは

被雇用者ではなく自営・独立事業者、弁護士などの専門職、企業役員等はプロフェッショナルカードを申請する必要があります。プロフェッショナルカードの申請はビザ申請と併せて大使館にて手続きを行ってください。なお、プロフェッショナルカードは地方政府の管轄となりますので、申請方法や必要書類等は事業を行う地域のウェブサイトをご確認ください。

長期留学ビザ申請書類

上記の共通書類に加え、以下の書類をご用意ください

履歴書(原本とコピー2部)
保護者の承認書(18歳未満)

ベルギーでの滞在目的と期間が記載された保護者の承認書が必要となります。英語で作成し、アポスティーユ証明を取得してください。また、単親家庭の場合は戸籍謄本(アポスティーユ証明と認証翻訳を添付)もご用意ください。

滞在資金証明書

奨学金の証明書等が必要となります。

在学証明書または卒業証明書

この他にも入学許可書、交換プログラム組織からの証明書など目的に応じた書類が必要となります。詳しくは駐日ベルギー大使館へお問合せください。

家族同行ビザ申請書類

上記の共通書類に加え、以下の書類をご用意ください

長期就労ビザを所有する家族のパスポートコピー 2部
長期就労ビザを所有する家族のシングル・パーミットまたはプロフェッショナルカードのコピー 2部
ベルギーでの住宅証明書 2部
ベルギーでの医療保険証(原本とコピー2部)
滞在資金証明書

長期就労ビザを所有する家族の給与明細書等が必要となります。

長期就労ビザ所有者との家族関係を証明する書類

戸籍謄本に加え配偶者は婚姻届記載事項証明書、子どもは出生証明書をご用意ください。アポスティーユ証明と認証翻訳の添付が必要となります。

配偶者ビザ申請書類

ベルギー市民との婚姻証明書

日本で婚姻された方は婚姻届受理証明書(記載事項証明書)と戸籍謄本をご用意ください。 アポスティーユ証明と認証翻訳の添付が必要となります。

配偶者のベルギーにおけるIDカードのコピー 2部
ベルギーでの住宅証明書 2部
滞在資金証明書(原本とコピー2部)
ベルギーでの医療保険証(原本とコピー2部)

駐日ベルギー大使館のウェブサイトに配偶者ビザの必要書類に関する詳細が記載されていますのでご確認ください。

ベルギー公用語以外で発行された書類について

戸籍抄本・謄本、婚姻届記載事項証明書などベルギー公用語(オランダ語、フランス語、ドイツ語)以外で作成された文書は提出に際し、アポスティーユ証明とベルギー公用語による認証翻訳が必要となります。詳しくはベルギー大使館のページをご確認ください。

長期滞在ビザの申請方法

手順1. 必要書類の準備

滞在目的に応じて申請するビザの種類を選択し、必要書類を準備してください。

手順2. Visa-on-web(VOW)への登録

Visa-on-webにてアカウントを作成してください。

手順3. オンラインビザ申請書の作成

Visa-on-webへログインし、オンラインビザ申請書を作成してください。申請書内の「main purpose of the journey(滞在の主な目的)」は以下の項目をご選択ください。

  • 長期就労ビザ:被雇用者「paid work」、研究者「research」
  • 長期留学ビザ:大学など高等教育機関への留学「Studies art. 58」、交換留学およびバレエ留学「Studies art. 9」
  • 家族同行ビザ:被雇用者の家族「Family reunion spouse worker art. 10 bis §2」
  • 配偶者ビザ:「Family reunion art 40」

ビザ申請書の必要事項を全て記入し、「submit your application(申請書の提出)」をクリックしてください。PDF形式の申請書が添付されたメールが送付されますので、申請書を印刷し、日付の記入と署名をお願いします。

手順4. 来館日の予約

申請書の提出後に表示される「book an appointment(予約をとる)」をクリックし、駐日ベルギー大使館の来館予約をお取りください。

手順5. 大使館での申請手続き

パスポート、必要書類、ビザ申請料金を用意し、大使館にて申請手続きを行ってください。

手順6. パスポートの受け取り

パスポートの受け取り方法は、郵送または来館による受領から選択できます。郵送を希望する方は返送先を記載したレターパックプラスを大使館での手続き時に提出してください。

ビザ申請場所

駐日ベルギー大使館
所在地東京都千代田区二番町5-4
対応時間月~木曜 9:30~12:30、13:30~17:00 金曜 9:30~12:30
申請ページhttps://visaonweb.diplomatie.be/

ベルギーへの入国条件

ベルギー入国時に必要なもの 

ベルギーへ出発する際は以下の準備をお願いします。滞在期間が3か月以内の場合、入国カードは不要となります。

パスポート

パスポートはベルギーを含むシェンゲン協定加盟国の出国予定日から3か月以上の残存期間と3ページ以上の未使用査証欄が必要となります。残存期間が不足している場合は入国を拒否されることがありますのでご注意ください。

ETIAS(エティアス)※2025年より運用開始予定

現在、日本国籍を有する方はビザを取得することなくベルギーにて3か月以内の報酬を伴わない滞在が認められています。2025年に導入が予定されている事前渡航認証ETIAS(エティアス)の施行後は渡航前に同認証の取得が求められ、日本人も対象となります。90日を超える長期滞在を希望する方はETIASの対象外となります。在日ベルギー大使館または総領事館にて目的に応じたビザの取得をご検討ください。

上記に加え、新型コロナウイルス感染拡大防止を目的として追加の書類提示が求められる場合があります。渡航の際は「ベルギー渡航のETIAS(エティアス)申請と入国制限・規制緩和に関する最新情報」にて最新情報をご確認ください。

入国の流れ

ベルギーの空港到着後は以下の手順で手続きを行ってください。

1. 入国審査(Passport Control)

入国審査官にパスポートを提示し審査を受けてください。滞在が3か月以内の場合は、入国カードは必要ありません。e-チケットなど出国日が記載された復路航空券を所持している場合はe-チケット控え等を提示してください。
他のシェンゲン協定加盟国で入国審査を行った方はベルギーでの入国審査は免除となります。

2. 荷物の受け取り(Baggage Claim)

搭乗した便名が表示されたターンテーブルで待機し荷物を受け取ります。ベルトコンベアから荷物が流れてこない場合は、荷物紛失カウンターの係員に申し入れて対応を求めてください。

3. 税関申告(Customs)

税関は2つのゲートに分かれています。ゲートの進路は免税対象品を持ち込む量により異なります。
持ち込み品が免税の範囲内であれば検査は必要無いため、緑ランプのゲート(Nothing Declare)へ進み到着出口に向かってください。持ち込み品が免税の範囲を超える場合は赤ランプのゲート(Goods to Declare)へ進み申告を行ってください。

未成年者の渡航

未成年者(18歳未満)を親の同意なく国外へ連れ去るなどの問題を防ぐため、未成年者が両親を伴わずにベルギーへ渡航する際は「渡航同意書」の携行が推奨されます。渡航同意書は同行していない親権者が未成年者の渡航に同意していることを証明するもので、提示がない場合は出入国時に説明を求められることがあります。渡航同意書は必ずしも要求されるものではありませんが、未成年の渡航者がスムーズに入国審査を通過できるよう書類の用意をお勧めします。詳しくは未成年の渡航に関する国際的な措置を定めたハーグ条約をご確認ください。
渡航同意書の作成には公証役場での手続きが必要となります。発効まで数日かかることがあるため早目の準備をお願いします。渡航同意書に関する要件は国により異なります。乗り継ぎなどによりベルギー以外のシェンゲン協定加盟国で入国審査を受ける場合は当該国の条件も併せてご確認ください。

対象者

  • 単独で渡航する未成年者
  • 親権者のどちらか一方のみが同行する未成年者

渡航同意書

渡航同意書は以下の事項が記載されていることが条件となり、指定の書式はありません。英語にて以下の情報と渡航に同意する旨を記載してください。

  • 渡航する未成年者の情報(氏名・生年月日・渡航先・入国日・出国日・パスポート番号、渡航目的)
  • 親権者の情報(氏名・生年月日・パスポート番号・連絡先)
ベルギーの渡航同意書記入例
ベルギーの渡航同意書テンプレート

渡航同意書の作成方法

  1. 渡航同意書を作成する。 ※ 親権者の署名欄は未記入
  2. 公証役場へ出向き、公証人の前で親権者が署名し認証を受ける。
  3. 地方法務局へ出向き、公証人が認証した渡航同意書に法務局長の認証を受ける。
  4. 外務省へ関係書類を郵送しアポスティーユ証明を受ける。

離別等により親権者のサインが困難な場合は、親権者であることを証明する戸籍謄本をご用意ください。添付する戸籍謄本は原本にアポスティーユ証明と認証翻訳が必要となります。詳しくは近隣の公証役場へお問合せください。

ベルギーの大使館、領事館へのアクセス

駐日ベルギー大使館

郵便番号〒102-0084
所在地東京都千代田区二番町5-4
電話番号03-3262-0191
開館日月曜日~金曜日(ビザ窓口は月曜日~木曜日)
開館時間月~木曜 9:30~12:30、13:30~17:00 金曜 9:30~12:30※予約制
閉館日土曜・日曜・祝日
20224度の休館日1月1日(月)元旦
1月2日(火)元旦
2月23日(金)天皇誕生日
3月20日(水)春分の日
4月29日(月)正和記念日
5月3日(金)憲法記念日
5月6日(月)こどもの日
7月15日(月)海の日
8月12日(月)山の日
9月16日(月)敬老の日
10月14日(月)体育の日
11月4日(月)文化の日
11月11日(月)休戦記念日
12月25日(水)クリスマス・デー
公式サイトhttps://japan.diplomatie.belgium.be/en

在ベルギー日本国大使館

所在地Rue Van Maerlant / Van Maerlantstraat 1, 1040 Bruxelles/Brussel
電話番号32-(0)2-513-2340
(領事部直通)32-(0)2-500-0580
開館日月曜日~金曜日
開館時間9:15~12:00、13:30~16:00
閉館日土曜・日曜・祝日
2024年度の休館日1月1日(月)行政機関の休日(年始休暇)
1月2日(火)行政機関の休日(年始休暇)
1月3日(水)行政機関の休日(年始休暇)
2月23日(金)天皇誕生日
3月29日(金)聖金曜日
4月1日(月)復活祭月曜日
5月1日(水)メーデー
5月9日(木)キリスト昇天祭
5月20日(月)聖霊降臨祭月曜日
7月15日(月)海の日
8月15日(木)聖母被昇天祭
9月16日(月)敬老の日
10月14日(月)スポーツの日
11月1日(金)万聖節
11月11日(月)第一次世界大戦終結記念日
12月25日(水)クリスマス
12月30日(月)行政機関の休日(年末休暇)
12月31日(火)行政機関の休日(年末休暇)
公式サイトhttps://www.be.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

ベルギーのETIAS・ビザ取得に関するよくある質問

ETIAS(エティアス)の導入はいつからですか?また、有効期限も教えてください。

ETIAS(エティアス)は2025年の導入が予定されています。現時点で具体的な時期については未定です。施行後はシェンゲン協定加盟国へ渡航する際に申請が必要となります。2024年3月31日よりブルガリア、ルーマニアの加盟が予定されており、ETIAS(エティアス)導入後は当該国へ渡航する際もETIAS(エティアス)が必要となる見込みです。なお、シェンゲン協定加盟国の追加により、ETIAS(エティアス)申請対象国は変更となる場合があります。イギリスとアイルランドはシェンゲン協定における「国境検査撤廃制度」の対象外となり、ETIAS(エティアス)を申請する必要はありません。
ETIAS(エティアス)の有効期間は取得日から3年間で、期間内であれば何度でも対象国へ渡航が認められます。ただし、パスポートの有効期限が3年未満の場合は、パスポートの有効期限日を以てETIAS(エティアス)も失効となりますのでご注意ください。

ベルギーへ入国する場合、現在どのような書類提示が必要ですか?

新型コロナウイルスの感染防止を目的とした入国制限は、2022年5月23日に撤廃されました。日本からの渡航者は目的を問わず入国が認められ、公衆衛生渡航者追跡フォーム(PLF)の登録、ワクチン接種証明書や「必要不可欠な渡航証明書」の提示、入国時の新型コロナウイルス検査、自己隔離は不要です。
ただし、新たな変異ウイルスの発生が確認された際は、再び検疫措置(公衆衛生渡航者追跡フォームの登録やワクチン接種証明書の提示など)が施行される場合があります。
また、他国で乗り継ぎベルギーへ向かう方は乗り継ぎ国よりワクチン接種証明書等の提示が求められる場合があるため、事前に航空会社や乗り継ぎ国の大使館へご確認ください。
なお、日本からの渡航者は90日以内の滞在に限り、ビザの取得は不要です。原則パスポートのみで渡航が認められます。
入国に関する詳細はベルギー渡航のETIAS(エティアス)申請と入国制限・規制緩和に関する最新情報をご確認ください。

ベルギーで長期滞在する場合、ビザは必要ですか?

日本国籍の方が留学や就労などを目的としてベルギーに91日以上滞在する場合は、長期滞在ビザ(タイプD)の取得が必須となります。長期就労ビザ、長期留学ビザ、家族同行ビザ、配偶者ビザなどがあるため、渡航目的に合わせたビザを選択してください。観光や短期商用による90日以内の滞在は、シェンゲン協定による「ビザ免除協定」が適用となるため、ビザの取得は不要です。ただし、滞在期間は「あらゆる入国日より180日間で最大90日まで」と規定されています。ベルギーを含むシェンゲン協定加盟国内に90日滞在した場合、帰国から3か月(91日)以上経過していない方は再入国が認められませんのでご注意ください。

シェンゲン協定加盟国では2025年に電子渡航認証ETIAS(エティアス)が導入される予定です。導入後は90日以内の滞在でもオンラインによるETIAS(エティアス)申請が必須となりますので、渡航を計画する際は最新情報をご確認ください。

ビザを取得せずに渡航した場合、何日間の滞在が可能ですか?

日本国籍の方がシェンゲン協定加盟国へ渡航する際、90日以内の滞在を条件に「ビザ免除協定」が適用されます。該当する方はビザを取得することなく、シェンゲン協定加盟国への渡航が認められます。

対象国
アイスランド、イタリア、エストニア、オーストリア、オランダ、ギリシャ、スイス、スウェーデン、スペイン、スロバキア、スロベニア、チェコ、デンマーク、ドイツ、ノルウェー、ハンガリー、フィンランド、フランス、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、マルタ、ラトビア、リトアニア、ルクセンブルク、リヒテンシュタイン、クロアチア、ブルガリア、ルーマニア

なお、渡航目的が就労や留学の場合は90日以内の滞在でもビザの取得が必須となります。

長期滞在に必要な「滞在許可証」はどのように申請すればよいですか?

ベルギーで91日以上滞在する方は、滞在許可証(IDカード)の申請手続きが必要です。滞在許可証は入国後8日以内に居住地を管轄する区役所にて申請し、警察による本人確認を経て発行されます。なお、滞在許可証の申請手続きは、ビザ保有者本人が行う必要があります。ビザの申請方法や必要書類は「ベルギーのETIAS・ビザ申請方法」をご確認ください。
ベルギーを含むシェンゲン協定加盟国は、2025年にETIAS(エティアス)の導入を予定しています。導入後は90日以内の滞在でもETIAS(エティアス)の事前申請が義務付けられます。ETIAS(エティアス)に関する詳細は「ETIAS(エティアス)申請とは」をご確認ください。

ベルギー渡航に必要なビザはどこで申請できますか?

ビザは駐日ベルギー大使館にて申請が可能です。事前に「オンラインビザ申請書」を作成し、大使館へ来館予約を行ってください。必要となる書類は申請するビザにより異なります。取得までに時間がかかる場合がありますので、渡航を予定している方は早めの準備をお勧めします。

駐日ベルギー大使館
住所:〒102-0084 東京都千代田区二番町5-4
電話番号:03-3262-0191

更新日 : 2024/03/12